子どももママも楽になる 特別なベビーマッサージ

あなたも子どもも心と体が楽になる
特別なマッサージ方法を習得してみませんか?

元々「ベビーマッサージ」「チャイルドマッサージ」は、赤ちゃんの脳の発達や身体的発育促進、就寝促進効果など目に見える効果があると言われています。しかし、効果を謳い過ぎると、お母さんと赤ちゃんに問題が起こる可能性があります。

例えば、疲労が重なっているお母さんが、「あー、早く寝てよ、私も疲れているのよ!ベビーマッサージは就寝促進効果があるって聞いたのに、うちの子は全然寝そうにないじゃない・・・結局泣き出したわ、いい加減に寝てよ~」と思いながらマッサージしています。これでベビーマッサージ本来の就寝促進効果が引き出せるでしょうか。それに対して「タッチ・コミュニケーション🄬」を取り入れた特別なマッサージ方法を学ばれた方からの感想文を書いてみます。

「夜、疲れたなあと思いながら、でも研修どおり自宅でやってみました。1分間だけのつもりで、家事を忘れて子どものことだけに意識を集中して、マッサージしてみました。直ぐに「よく生まれてきてくれたね、ありがとうね。」という気持ちが自分自身の心に湧いてきました。それは、とても不思議な感覚でした。そんな優しい自分がいたことを忘れていたような気がしました。最近、自分の思い通りにならない日々にイラついていて、本当にわが子に対してかわいいと思えているのか、すごく不安でした。でも、習った通りやってみると、マッサージの手の動きがとても自然で、いつの間にか自分自身も気持ちよくなってきました。子どもはそのまま朝までぐっすり寝てくれました。私には未だよく分かりませんが、とにかく大事なことは目に見えるやり方ではないんだなと思いました。」

同じベビーマッサージという行為を行っているようでも、このように、赤ちゃんにもお母さんにも、結果に大きな違いがあります。どうしてこんなに結果が違うのか?それは、行為を行っている人の意識の違いです。例えば、就寝促進効果の結果を期待してマッサージを行っている場合と、結果はあまり期待しないで精神集中のトレーニング方法と思って効果を期待しないで行う場合とでは、結果に違いが起こるということです。次月号でこの解説を分かりやすく書いてみたいと思います。

2008年8月25日更新
NPO法人 日本タッチ・コミュニケーション協会
宇治木敏子

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