ホットタオルのすすめ

皆さん、こんにちは!汗っかきの元気な子どもたち、洗濯物に追われるパパ、ママ、暑い夏がやってきましたね。生まれて初めて夏を経験する赤ちゃんにも元気に楽しく夏が過ごせますように、今日はあせもの予防にもなるホットタオルのお話をします。

「タッチ・コミュニケーション🄬」の実践講座では、オイルをつけて「タッチ・コミュニケーション🄬」を行った後、必ずホットタオルを作って、実際に使い方を実践しながら伝えます。必ずホットタオルを使用する理由は、余分なオイルを拭き取るだけではなく、ホットタオルを使うことでストレスケア効果があるからです。特に暑い夏こそ気持ち良く、汗を押さえ拭きするだけで、さっぱり爽快な気分になります。

ホットタオルの作り方はとても簡単です。洗ったタオルを絞って、電子レンジで1分チンするだけで、ホカホカの温かいタオルの出来上がり、どうぞ火傷しないように気をつけてくださいね。次にホットタオルを少し冷まして、やさしくお子さんの体において、包みこむように両手で湿布します。赤ちゃんの体はしわや、くびれが多いので、あごの下や脇の下などはそっと開いて押さえ拭きすると、あせもの予防にもなります。
特に注意することは、ホットタオルの温度です。熱過ぎてもいけませんが、冷まし過ぎても体温を奪ってしまうので気持ち悪く、実際にご自分の肌で試してみて頂くとよく分かります。また、子どもの肌はあまりゴシゴシ擦ると、皮膚の細胞がめくれて、そこから感染症をおこす原因にもなります。とにかくやさしく押さえ拭きを心がけてくださいね。もちろんオムツ替えの時もお勧めです。
ところで、ママのストレスケアとして、後ろの首筋の辺りにホットタオルをあててみてください。ホット一息つけますよ。ホットな夏を、ホットタオルでさっぱりしてくださいね。

2008年6月25日更新
NPO法人 日本タッチ・コミュニケーション協会
宇治木敏子

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