タッチで育つ子どもたち

これまで当法人は、人の一生をスケールに、赤ちゃんの時からターミナル(終末期)まで、人間の統合的健康をめざして、人と人の支え合いを提唱し、様々なライフコーチング支援を企画運営してきました。

中でも産婦人科や地域のコミュニティで開催されている「親子のタッチ・コミュニケーション(ベビーマッサージ)講座」は2008年度現在1万人の動員数を超え、ご好評頂いております。
赤ちゃんの時からお母さんとセミナーに参加し、タッチ流子育て法で育った子どもたちは現在、保育園や幼稚園に通うようになり、その元気さが先生たちを驚かせているという嬉しい報告もたくさん届いています。「○ちゃんは水ぼうそう、風疹などにかかっても、他の子どもと比べて回復が早いような気がしますね。何か特別な健康法があるのですか?と保育所の先生に聞かれました」「うちの子は真冬でも半そで、半ズボンを着たがります。それでも風邪をひかないのはきっとタッチのお陰だと思います」「うちの子はどこでも自分から大きな声で『こんにちはー』とあいさつします。コミュニケーション上手だな、と私のほうが教えられています」などなど。タッチたっぷりで育った子どもたちは、人間力が強く、大変元気、その上とても優しい、だけど親の都合の良い子にはなりませんから、安心!?です。子どもの年齢があがれば親の悩みも変わります。ベビーだけではなく、子どもの成長に合わせた支援を望む声にお応えし2009年度4月からは(財)マツダ財団からの支援を受け 『ベビー&チャイルド(B&C)サポートセンター』に改名し、年齢層を広げたさらなる支援活動をスタートしています。

2009年3月25日更新
NPO法人 日本タッチ・コミュニケーション協会
宇治木敏子

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